もしも昨日が選べたら:あらすじ
出世を夢見、仕事優先の建築士マイケル・ニューマンは、美しい妻のドナと二人の子どもに恵まれながら、家庭を顧みない仕事人間。 家庭と仕事の板挟みによるストレスから、身体に悪いと解っていながらもジャンクフードが止められない日々だった―。
ある日ストレスが頂点に達し家を飛び出したマイケルは、スーパーの怪しげな店員モーティから人生を操作できるリモコンを与えられる。 早速使い始めたマイケルはペットの吠え声を消音したり、面倒な家族との時間を早送りするなど、自分の人生DVDのように思い通りに操るようになるが……。
スタッフ・制作
- 監督
- フランク・コラチ
- 脚本
- ニール・H・モリッツ
- 撮影
- ディーン・セムラー
- 上映時間
- 107分
- 制作
- 2006年
- 制作国
- アメリカ
主演俳優
- アダム・サンドラー
- ケイト・ベッキンセール
- クリストファー・ウォーケン
- ショーン・アスティン
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【鑑賞前】
ちょっと待って!!『一時停止』。言葉がわからないから『音声切り替え』。体調が悪いから元気になるまで『早送り』♪なんて自分の人生をリモコンで好きに操作できたら楽ですね♪♪♪その結果がどうなろうと…。
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【鑑賞後】
生きていると苦楽は誰にでもありますよね。辛いこと、苦しいこと、悲しいことは誰もが『早送り』(無かったことに)したい時はありますが
それを乗り越えてこそ、幸せや楽しみを味わえ、それが人生なんだと思うものです。 マイケルが息子ベンに言った「家族が一番大事だ」は自分への言葉だったのではないでしょうか。ただ過ぎていく月日ではなく、その日その時を悔いなく過ごそうと思うきっかけになった映画です。