主人公は僕だった:あらすじ
国税庁の会計監査官ハロルド・クリックは規則正しく、毎日同じ生活を送っていた。そんなある日、どこからからともなく「女性の声」が聴こえる―。 その声はハロルドの行動を描写しており、どうやら自分の人生が小説家によって執筆されている「物語」だと知る。その声の主である小説家は、物語の結末で必ず主人公が死ぬ悲劇作家として知られるカレン・アイフルだった……。
スタッフ・制作
- 監督
- マーク・フォースター
- 脚本
- ザック・ヘルム
- 撮影
- ロベルト・シェイファー
- 上映時間
- 112分
- 制作
- 2006年
- 制作国
- アメリカ
主演俳優
- ウィル・フェレル
- マギー・ギレンホール
- エマ・トンプソン
- ダスティン・ホフマン
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【鑑賞前】
“俺たち~”シリーズのコメディアン、ウィル・フィレルがお笑いなし(?)で人生ドラマを演じているのが見どころ!家と会社の往復で平凡な毎日。恋人もいないし、仕事もやりがいがない…そんな自分が小説の主人公!? なんです!
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【鑑賞後】
エマ・トンプソン(カレン:作家)の演技力が素晴らしいの一言。主人公ハロルドに注目されますが、小説作品を生み出す作家としての苦しみを表に出ない裏の主人公として見事に演じてくれました。
もしも自分が間もなく人生の終わりを迎えるとしたら…あれもしたかった、あそこに行ってみたかった、あれを食べたかった…など悔いてしまうでしょう。一日一日を大切に、そして満たされた日々にしなければ!! と、奮い立たされる作品ではないでしょうか。