アメリカン・スナイパー：あらすじ

米海軍特殊部隊ネイビー・シールズの隊員クリス・カイル（ブラッドリー・クーパー）は、イラク戦争の際、その狙撃の腕前で多くの仲間を救い、「レジェンド」の異名をとる。しかし、同時にその存在は敵にも広く知られることとなり、クリスの首には懸賞金がかけられ、命を狙われる。 数多くの敵兵の命を奪いながらも、遠く離れたアメリカにいる妻子に対して、良き夫であり良き父でありたいと願うクリスは、そのジレンマに苦しみながら、2003年から09年の間に4度にわたるイラク遠征

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• 【鑑賞前】

  9・11以降のイラク戦争で160人の敵兵を葬ったクリス・カイル。ベストセラー自伝「ネイビー・シールズ最強の狙撃手」をクリント・イーストウッドが映画化。 戦争映画なので残虐な部分が多く、目を背けたくなる場面があるかもしれない。でも、見なければ聞かなければ事実や真実は知ることができません。最後まで目が離せない緊張感をどうぞ。

• 【鑑賞後】

  戦争に正義はない。イラクに攻め入ったアメリカ兵の目線で見るか…。アメリカ兵に攻め入られたイラク民間人の目線で見るか…。この映画はクリスを主人公として描かれた映画だが、イラク人にも恋人や家族がいて、守るべき誰かがいる。 “誰しもが戦争被害者になる”…そうイーストウッド監督は伝えたかったように思える。
  事実とはいえ、クリス達兵士がパニッシャー“断罪者”のスカルロゴを装備などにスプレーしているのだけは……。