ウインド・リバー：あらすじ

ネイティブアメリカンが追いやられたワイオミング州の雪深い土地、ウィンド・リバーで女性の遺体が発見された。FBIの新人捜査官ジェーン・バナー（“エリザベス・オルセン”）が現地に派遣されるが、不安定な気候や慣れない雪山に捜査は難航。 遺体の第一発見者である地元のベテランハンターのコリー・ランバート（“ジェレミー・レナー”）に協力を求め、共に事件の真相を追う。

Tweet

• 【鑑賞前】

  テイラー・シェリダンが現代アメリカに光を当てた、フロンティア３部作の最終章。実際におきた事件を映画化している為、終始シリアス。自然、人種、制度の厳しさをすこしでも知っていただきたい。

• 【鑑賞後】

  ネイティブアメリカンについてはとてもデリケートな話題。旅行などでアメリカに行かれた方はわかるかと思いますが、ネイティブ人を見かける事はほぼありません。州によって異なりますが、ほとんどの場合、都心から離れた辺境の地で観光客などを相手に商売をしているなどが現状。
  先祖よりその土地を守り、生活をしてきた人間が“開拓”と称して後から来た人間に追いやられ、生活を脅かされた。そして肩身を狭くし、今を生きている…。それは覚えていてほしい。