永遠に美しく…：あらすじ

落ち目を迎えたかつての人気女優マデリーン（“メリル・ストリープ”）のもとに、旧友のヘレン（“ゴールディ・ホーン”）が有名な美容外科医アーネスト（“ブルース・ウィリス”）と婚約したことを告げに来た。 ところがアーネストはマデリーンを一目見た時から魅了され、ヘレンを捨ててマデリーンと結婚してしまう。失意のヘレンはマデリーンに復讐を考える―。
それから数年、容姿の衰えに悩むマデリーンはヘレンと再会するが、彼女はまるで若返ったかのように美しくなっていた。エステ会社の社長の紹介で美女リスルに出会い、大金と引き換えに「永遠に美しくなれる」という秘薬を手に入れる。美貌と若さを取り戻したマデリーンはアーネストとヘレンが自分の殺害計画を立てていたことを知る…。

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• 【鑑賞前】

  いつまでも若く、美しく女性なら（男性もね！）誰しもが望む夢。誕生日が怖くなる…そんなお年頃を迎えると、より切実に願う若さ。もしもお金で若さを買えるとしたら？ たとえ恐ろしい代償があったとしても欲しいですか？

• 【鑑賞後】

  切実に美を追求する女性の姿はそれだけで美しい。最終的にはゾンビ状態にも関わらずそれでも外見を気にする２人にはブラックジョークを感じました。
  アーネストが秘薬を飲む瞬間、「生きてどうする？周りは皆、死んでいるのに自分だけ生きてどうする？」というセリフはとても深かったです。有終の美という言葉があるように終わりまでの道のりや、過程が本当の美しさなのかもしれませんね。