ファイナル・デスティネーション：あらすじ

高校生の修学旅行に旅立つ飛行機。アレックス（“デボン・サワ”）は離陸前に居眠りし、飛行機が離陸直後に大爆発するという悪夢を見る。飛び起きて「この飛行機は爆発する！」と叫ぶアレックスに周囲は騒然。 この騒ぎに巻き込まれた数人の同級生と先生、アレックスの7人は飛行機から降りるが、彼の言葉通り飛行機は爆発する…。
一度は死を免れたものの、恐怖はここからが本番だった。“死の運命”に1人また1人と追い詰められ、やがて、生き残った5人は悟る。死から逃げ切ることなど、絶対に不可能だということを…。

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• 【鑑賞前】

  死から逃れられない生存者たちに迫りくる“死の運命”…。原題の「Final Destination＝最終目的地」とは？彼らはどこへ向かうのか？人間誰しもがたどり着く終着点は…。ファイナルシリーズの原点にして、オーソドックスなサスペンススリラー作品。

• 【鑑賞後】

  くるぞ、くるぞと目を覆いたくなるようなハラハラ展開。死のフラグを回収し、抗い、そして死んでゆく…。続編が気になったのでは？
  この映画が「新しいホラー」と言われ、騒がれたのは、登場人物に死をもたらすのが悪霊でも怪物でも、そして殺人鬼でもなく『死の運命』という迫りくる狂気が見えない存在…。 スポーツ万能で腕っぷしが強くても、賢くて勉強ができても、運命という見えない“何か”に立ち向かい、倒すことも抗うこともできず死んでゆく…。
  あの日、飛行機の爆破で命を失うのは一瞬の恐怖だったであろう。しかし、爆発から助かったが故に生きながら「死の運命」に震える恐怖に変わった。彼らにとってどちらの終着点が良かったのだろうか…。