トランセンデンス:あらすじ
人類の未来のため、意識をもったスーパーコンピューターPINNを研究開発している科学者ウィルは、反テクノロジーを掲げる過激派組織の凶弾に倒れるが、妻のエヴリンによってウィルの脳はスーパーコンピューターにアップロードされる。 それは、自我を持った超頭脳の誕生であった。軍事機密、金融、政治から個人情報まで、あらゆる情報を手に入れ、超高速の処理能力で化学反応を引き起こすウィル。もはや彼は、神なのか――
スタッフ・制作
- 監督
- ウォーリー・フィスター
- 脚本
- ジャック・パグレン
- 撮影
- ジェス・ホール
- 上映時間
- 119分
- 制作
- 2014年
- 制作国
- アメリカ
主演俳優
- ジョニー・デップ
- モーガン・フリーマン
- キリアン・マーフィ
- レベッカ・ホール
- ポール・ベタニー
- ケイト・マーラ
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【鑑賞前】
攻〇機動隊の電脳化(脳に情報をダウンロード)と真反対、脳の知識や情報を粒子AIコンピューターにアップロードする「Transcendence=超越」。 妻、エヴリンと夢見たユートピアとは…。 化学がもたらす素晴らしさと、恐怖の二面性を伝えてくれる映画作品。
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【鑑賞後】
人は己の理解を超える知識や力を拒む生き物。歴史上、天才と呼ばれる偉人も異端として理解されることは少なくなかった…と物語っている。理解できないから、制御できないから…人間は弱いから人知を超えるものを恐怖してしまう。
近年、ドアやセキュリティはもちろん、テレビや冷蔵庫、洗濯機etc―と、なんでもかんでもスマート化…はたしてそれは必要なのか?化学はどこまで進歩し、何をもたらすのか?人類はこの先何を作り出すのか…。