セブン：あらすじ

退職を間近に控えたベテラン刑事サマセット（“モーガン・フリーマン”）と若手刑事ミルズ（“ブラッド・ピット”）は猟奇連続殺人事件の捜査にあたる。犯人はカトリック（キリスト教）における7つの大罪に基づいて殺人を繰り返していることが明らかに。 やがてサマセットとミルズは容疑者を割り出すが、犯人には逃げられミルズの素性が知られていたことが発覚。さらに１つ、また１つと殺人事件が続いた後、驚愕の事態が……。

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• 【鑑賞前】

  大物俳優をずらりと並べた最高傑作です（キリッ!!）。新人刑事のミルズは、田舎から都心に出てきたばかりの活力満点。一方ベテラン刑事のサマセットは、定年までカウントダウン…そんなタイミングでの連続殺人事件……。二人の経験力や温度差を感じていただきたい。

• 【鑑賞後】

  胸のモヤモヤ、後味の悪さをお察しします。「欲」や「感情」は人間誰しもがもっているものであり、７つの大罪はそれそのものが罪ではなく、欲が人を罪へ導く可能性がある。というカトリックの教えです。 悪魔的なものではなく、人そのものを悪として描写したこの作品には、自分のエゴを考えさせられる一作ではないでしょうか。